調理器具なども

食材やビールだけあってもバーベキューは成立しませんよね。

お肉とお野菜を手配してもらえるだけでは、参加者が手ぶらで集合するという夢の ようなイベントにはなりえません。 それを調理するための道具がなければ食材の品評会をするだけか、生野菜や生肉に かぶりつく野生的なイベントになってしまいます。 そんなことをしたらお腹を壊してしまいそうですし、おいしいビールを飲むことも できそうもありませんので参加者も集まらないでしょう。 バーベキューのレンタル業者なら食材の手配がメインではなく、元々調理器具を レンタルすることが主な役割だったので、必要なアイテムは一通り用意してくれます。

お肉をこんがり焼くためのバーベキュー用のコンロとトング、炭が3種の神器ですが、 レンタルしてくれるのはそれだけではありません。 食事をするためのテーブルとイス、これも借し出してもらえます。 ちなみに炭は消費した分を返却する必要はありません。 またお箸や取り皿、おしぼりもありますので主催者側が準備するものは本当に何一つ なく、文字通り手ぶらでオッケーなのです。 そして食べ終わった後、それら器具は洗わずに返却することも認められているので、 この点もとっても好評なわけなのです。

バーベキューで楽しい時間を過ごした後、最後に待っているのは辛い片付けです。 鉄板を洗ったり金網を洗ったり、この作業さえなければどんなにいいかと誰もが と度々噂される私達のヒーローです。 ただし後片付けをしてくれるといってもゴミを収集するのは別で、これは使った人達 が行ったほうがスムーズなので基本的に業者が手を出すことはありません。 コミ袋を用意して中身をギッシリ詰めた後に処分するのはレンタル業者の仕事ですが、 使っていたお箸なんかをゴミ袋に入れるのは各自にお願いしていることがほとんど だと思いますので、それくらいは動きましょう。 用意されたゴミ袋にきちんと分別してゴミを収める、女性が使用したゴミもあるで しょうしこれは参加者達でやるべきことだと思います、常識的にも。 ゴミ処分に関しては無料で行っている業者もあれば有料もありますし、事前に 申し込みをしておかないと受け付けてくれないところもあります。 バーベキューをする場所によって、ゴミ袋があればその場で無料で捨てられる、 有料になるけど処分可能、何人たりとも捨てることは許されず持ち帰らなければ ならない、と条件は異なりますし、先に決めておかなければ業者も困るからです。 回収するのなら車にそのスペースもあけておかなければなりませんし、当日会場で 唐突に頼まれても都合により無理なことだってあるのです。

人数が多ければ発生するゴミの量も膨大になりますし、規模によってはゴミを積み込む ためだけにトラックを1台出動させなければ対応できないケースもあります。 そんなわけなのでゴミの処理は誰が行うのか、レンタル業者に依頼するのであれば 事前に申し込んでおく必要があるのです。 有料のゴミ袋を購入すれば持ち帰ってもらえる、「ゴミ袋(回収付き)」のような オプションを用意している業者もあれば、そこまでがセットに組み込まれている パックで引き受けてくれる業者もあるので、ゴミの扱いが分かりにくかったら担当者 に確認をして適切なオーダーをしましょう。 それまで楽しく過ごせたとしても最後の片付けでゴタゴタしてしまうと、一気に空気 が悪くなってしまいますので侮れないのが締めの撤収作業です。 食材のことしか考えてなくてここを見落とす幹事さんも多いでしょうが、みんなに 喜んでもらうためにも最後まで油断せず、きっちりと対策をしましょうね。